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studio PINE SQUARE

studio PINE SQUARE

コロナ禍~キャリー・オン・ウェイワード・サン

 世界にCovid19が蔓延し、経済が停滞しステイホームに断捨離がセットのような市民生活。しかし捨てる神あればなんとやら。コロナ禍を機にハイエナのように他人様が手放したギターを買い漁り、ギターコレクションは爆殖していくことになるのです。

㉔エピフォン リミテッドエディション 1958 コリーナ・エクスプローラー


 今の世はリアルタイムで体験できなかったアーティストのMVやライブパフォーマンスもネット動画で手軽に触れられる良い時代。その弊害といってもよいのが、その動画でギタリストが豪快に弾きまくってるギターが無性にほしくなる、という(笑)
 音楽の趣向にもサイクルがあって、それは何年かに一度訪れるサザン・ロック偏重期。見るべき動画は1977年オークランド・レイダーズ(現ラスベガス・レイダーズ)の本拠地アラメダ・カウンティ・コロシアムでのレーナード・スキナードのライブ「フリーバード」。曲中盤テンポアップしてのギターソロで故アレン・コリンズがエクスプローラーを弾きまくる!もうこれですよ、これ(とはいえエクスプローラーの原風景はお懐かしやランナウェイズ、現物はトミー・ショウ(STYX)日本公演時の黒いヤツだけど)。とゆーことでちょうど限定再販されたエクスプローラーを購入。変形ボディは弾きにくいかと思いきや然に非ずでした。これも好みで黒いコントロールノブをゴールドに付け替えてます。

㉕ブリッツbyアリアプロⅡ レオパルド BLP-450


 コロナが蔓延して在宅時間が増えたし、しばらくやめてたけど再び弾いてみようか、でもバンドを組むわけでもないし家族の手前ギブソンフェンダー等高級機材はとても無理無理、とゆーお父さん世代にベストマッチなローコストギター。ローコストとはいえ、安ギターといえばビバ・ハリーや二光・トムソンが定番の世代の間ではチューニングもままならないどーしょーもない箸にも棒にもかからない詐欺モデルの印象がありますが(そーゆートムソンですら今じゃジャパンヴィンテージとか持ち上げられてコレクターアイテム化してんの、おかしくない?)、最近のモデルはそんなこたぁないらしい。ホント?とゆーわけでネットでポチってみたのがこのアリア。安ギター種々様々あれどアリアを選んだのは、ネット受けがいいことと何よりわたくしアリアでギターを始めてっから、とゆーわけ。青いバーストってのも珍しいねと「アルゴナビス」のことなど露知らない情弱は、アニメの事など全く知らずに選んだのでした(笑)テックウッド指板に若干の違和感があるものの値段からしたらなかなかバカに出来ないしろものです。

㉖グラスルーツ リミテッドモデル G-LP-60S


 アリアのローコストギターが思いのほか良いものだったので、俄然安ギターに興味が湧いてきました。世はまさにコロナ禍の大断捨離時代(笑)ネットオークションには泣く泣く(なのかは知りませんが)手放したギターが玉石混淆綺羅星の如く満艦飾満漢全席選び放題。という中で赤味が強いサンバーストに惹かれてポチったのがグラスルーツ。実に初めて手にした中古ギターでした。一緒についてきた保証書から型番は判明したのですが、色々調べるとこれがどうもオカシイ。ESPのHPを見ても仕様が違う。ウチのはジャックプレートがメタル(普通はプラ)でスピードノブ(普通はトップハット)、挙句にピックガードは素人が取りつけたかの如くネックやPUエスカッションと隙間が空きまくり。なので新規にピックガードを買ってネジ穴を埋めて開け直して修正(そこら辺のことはブログ本編に書いてあるので興味ある人はどうぞそちらを)。コントロールノブもトップハットに付け替えてトグルスイッチもアンバーにして写真撮ってます。

㉗エピフォン レスポール ’56ゴールドトップ


 レスポールと名乗っていいのはギブソンとエピフォンだけとゆーことで(何?)今のところ生涯2度目のゴールドトップ(前はフェルナンバーニーの)。フロントボリュームノブの廻りが渋いとゆー理由で、ハードケース付きでジャンク扱いだったのをポチ。地元のリペアショップにお願いしてポッド交換(ぶつけたかなんかしてポッド軸が曲がってたのが原因)して、結局そこ以外はなんの問題もないギター。トップのゴールドが若干日焼けして退色してるんだけど、ハードケース付きであの落札価格なら文句なし。

㉘バッカス ライブロード BLP-BP/R


 この頃には「安ギターをいろいろ買って色を揃えよう」とかわけのわからん妄執に囚われててw。さすがにトラ目は飽きたのでちょっと変わったヤツないかなぁ~と探してたところに、バールポプラをトップに持ってきたバッカスのギターをみっけ!バールポプラの出方がなかなかに映える一本ですが、そのポプラ材が軽いからなのかボディバランスが悪くてヘッド落ちします(泣)

㉙トーカイ ラブロック ALS62


 大して買う気もないのにオークションの出物をチェックするのが日課になっていた頃、ウチのレスポールトラディショナルと似た外観のレスポールモデルを発見。しかも今まで手に入れることのなかったトーカイ!しかもオレンジのちっこいアンプ付き!これってコロナ需要でいまや各楽器店で花盛りの「出戻りギタリスト用ギター&アンプセット」を買ったはいいけど、結局持て余してそのまま出品したんだろうけど、これは手に入れるっきゃない!と気合を入れて落札(といっても格安価格だけど)。実物が届くとほんとにトラディショナルに良く似てた。さすがにトラディショナルをギタースタンドに立てかけっぱなしって訳にはいかないから、こいつを影武者に見立ててこれを眺めたり弾くことでハードケースの中の本家を思い浮かべるとゆー代償行為(笑)

㉚島村楽器限定フェルナンデス (スーパーグレード) SRLG55


 フェルナンデスと島村楽器のコラボ商品。島村限定というわけで通常の型番RLGの前に島村のSがつく。かわりに何故かヘッドの「スーパーグレード」インレイがないのです。
 ギターを始めた40年前から気になっていたレモンドロップのレスポール。当時はチェリーサンバーストの赤味が日焼け退色した成れの果てとは思わず、そういうカスタムカラーがあるんだと思っていたんだけれど、とにかくエディー・ヴァン・ヘイレンもコレクションしていた(ヤンギギター誌の表紙にもなったことがある)レモンドロップのレスポールはいつも頭の片隅にあったのです。これはチェリーが退色してレモンドロップになったというより、元々その色合いを狙った(ガンズのスラッシュでお馴染みの)トランスルーセント・アンバーなので、レモンドロップとは成り立ちが違うのだけれど、遠目にはわからんとゆーことで超巨大ECサイトで購入。チョイキズという触れ込みで一万円くらい安くて、確かにお尻のストラップピンあたりに米粒大の凹みはあるけど、言われなきゃ全然分からないからオッケー。
 
㉛エピフォン レスポール・ミューズ


 これまで色々なカラーのギターを手にしてきたけど緑系のは一度もないからと、最初は杢目の綺麗なアリアのPE-480シースルグリーンを考えていたのだけれど、それより安くレスポールが売られてちゃあそっちを買っちゃうよね、ということでエピフォンの完全新規レスポール・ミューズです。
 ヘッドをギブソンデザインに寄せて、ボディバックにはストラトみたいなコンター加工が入り、またボリュームノブのプッシュプルでハムバッカーとシングルを切り換え、トーンノブでフェイズ切り替えも出来る意欲作(アリアPEとほぼ同仕様)なのに、むしろそういう意欲なんかレスポールには不要と思われたのか、ほとんど話題にならなかったね。個人的にはいろいろ遊べて気に入ってるんだけどな~。好みでトグルスイッチプレートを後付けしてます(コントロールノブをゴールドにするかは考え中)

㉜OLP MM1FR


 2021年10月、エディー・ヴァン・ヘイレンの訃報が届きました。ギターを始めた頃にデビューしたヴァン・ヘイレンはある意味AC/DCと共にリアルタイムのハードロックバンドだったのですが、EVHのあまりの超絶プレイに「おのれに理解できないものは否定する」とかのパスカル先生が仰るが如く、聞きはするものの傾聴はせず、ギタープレイもまったくコピーせずに来ましたが、訃報を機にあらためて全アルバムを買い戻して、であればギターも買ってみようということに。ありがたい(浅ましい?)ことに「今が売り時」と判断したのかEVH関連のギターは雨後の筍のようにネット上に溢れていたから、お財布と相談して安価コピーモデルなれど一応本家も絡んでるOLPギターズのミュージックマン・アクシスのコピーを購入してみました。
 今は亡きOLPは「オフィシャル・ライセンス・プロダクト」の略で、ミュージックマンの公認を得ていて、ヘッド裏にちゃんとその旨刻印されているから、コピーモデルというよりはギブソンに対するエピフォン、フェンダーに対するスクワイアと同じようなスタンスのBラインモデルと言うべきかもしれません。MM1FRという型番も単純にミュージックマン・コピーの1作目でフロイドローズ搭載機(ベーシックモデルはロックなしシンクロナイズドトレモロ)ということです。何故かブリッジがエディー好みのボディべた付けではなく、わざわざボディをざくってフローティングとなってます。
 OLPは2009年に解散し、アニーボール・ミュージックマンのBラインモデルは「スターリンBYミュージックマン」が継承しています。

㉝フェンダーEVH ウルフギャング WGスタンダード


 エディー・ヴァン・ヘイレンが亡くなってしまったので、フェンダーとの契約がどうなっているのか知る由もないけれど、もしかしたらここを契機に契約更新が成されないかも知れんという焦燥感で買っちまいました。新品です。ミュージックマンからピーヴィーを経て作られた最後のEVHギター、自身の息子の名を冠したウルフギャング。もちろん上級グレード(スペシャル)のようなアーチドトップにセルバインディングの豪華仕様じゃなくて普及用廉価版のフラットトップですけど。ミュージックマンのをテレキャスター、ウルフギャングをストラトと例えればギターのキャラクターが伝わりますかね?

㉞スターリンbyミュージックマン AX40


 OLPがフロートブリッジでオリジナルと差異があったんで、ここはオリジナルを極めるべし、とオークションで落札。これまでトラ杢いのちとばかりに追いかけてきたので初キルテッドメイプルです。やっぱりブリッジべた付けのほうが調整しやすく、うまい具合に低弦高に調整できてます。三つ子の魂百まででギブソン系ブリッジに慣れているので、フェンダー系ブリッジには違和感はありまくりですが。

㉟クレイマー The84


 EVHを集めたならばフランケンもね、というのがお約束なのでしょうが、どうもあのルックスが気に入らないというかどうしても美しいとは思えなくて(ギターは須らく美しくあるべき、ましてやレリック加工なんてもっての外という主義ですので)食指が全く動かない。とはいえフロイドローズ・ストラトはコレクトしておきたい、そういう欲求を満たそうとしたらそれはもうクレイマーしかない。という狭い視野で購入したThe84。でも今クレイマーはギブソン傘下なんだよね(笑)トーンコントロール出来ないかわりにセイモア・ダンカンのPUがコイルタップ出来ます。


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